愛知県西尾市で毎年開催される「西尾祇園祭」は、400年以上の歴史を誇る由緒ある夏祭りです。
1150年の歴史をもつ伊文神社(いぶんじんじゃ)を中心に繰り広げられる地域密着型のお祭りは、約30万人以上が訪れる西三河エリア屈指の人気イベントです。
屋台グルメを楽しみながら、迫力あるお神輿や華やかなステージパフォーマンスに心奪われること間違いなし!
この記事では、西尾祇園祭2025の日程や見どころをはじめ、屋台の出店情報、混雑状況、交通規制、駐車場などを詳しくご紹介します。
西尾祇園祭2025年の日程
【西尾祇園祭(愛知県西尾市)】
— オマツリジャパン (@omatsurijapan) October 13, 2022
疫病避けの神様を祀る伊文神社の祭礼が起源で、約400年の歴史を誇ります。神輿の渡御をはじめ、大名行列や獅子舞が市街地一帯を練り歩き、このほか屋台村やステージイベントなども行われ、城下町西尾市の夏を彩ります。#ヒカリをカタチに pic.twitter.com/uPgr38ppr1
- 名称:西尾祇園祭
- 日程:2025年7月18日(金)~7月21日(日)
- 予想来場者:約25万人
2025年の西尾祇園祭は、7月18日(金)、19日(土)、20日(日)の3日間で開催されます。
初日の金曜日は、18:20〜21:00までとちょっと短めですが、お仕事終わりにふらっと立ち寄れるのが嬉しいポイント。
土日は朝から夜まで、10:00〜21:00までたっぷり楽しめますよ!
各日の開催時間は以下の通りです。
- 7月18日(金):18:20〜21:00
- 7月19日(土)・20日(日):10:00〜21:00
日中は家族連れや観光客でにぎわい、夜にはライトアップされた街並みとともに、幻想的な雰囲気を楽しめます。
西尾祇園祭の会場はどこ?
西尾祇園祭の会場は西尾駅西側、市街地一帯(花ノ木町~御城下)です。
最寄駅:西尾駅
【電車で行く場合】
- 名鉄「名古屋」駅から「西尾」駅へ。
- 駅から会場までは徒歩3分以内だから、ほんとにすぐ着きます。
【車で行く場合】
- 東名高速道路「岡崎IC」から約40分ほど。
- ただし、交通規制や渋滞もあるので注意が必要です!
アクセスがいいので、地元の人はもちろん、名古屋方面や三河エリアからも多くの人が訪れます。
西尾祇園祭2025の屋台情報!
西尾祇園祭りに行ってきました。
— かず丸 (@kazu______maru) July 14, 2024
天気が心配でしたが何とか持ちました。
外で飲むお酒は最高です。
子供たちも喜んでくれて良かったです😊
次は安城の七夕祭りに連れていけと言われました。
パパ仕事頑張ります💪 pic.twitter.com/71PDsOLRoT
西尾祇園祭といえば、やっぱり屋台グルメです。
駅を降りた瞬間から、香ばしい匂いに包まれて、食べたいものが多すぎて本当に困っちゃいます。
エリアも広くて、歩いて回るだけでめちゃくちゃ楽しいんです。
出店される屋台の場所一覧とエリア解説
屋台は主に駅周辺のメインストリートや公園エリアを中心に出店されていて、2025年も下記のエリアにずらりと並ぶ予定です。
- 本町エリア
- 幸町エリア
- 吾妻町エリア
- 高砂町内の屋台村
- スギ薬局近辺の屋台村
- 歴史公園ゾーン
- みどり川ステージ隣接地
- よくばり屋台村(名前だけで気になる!)
屋台の営業時間は基本16:00〜21:00頃までですが、初日7月18日(金)のみ18:30〜21:00と少し短めになる予定なので注意です!
会場内はかなり広く、屋台マップを事前に確認しておくと、食べたいグルメに最短ルートでたどり着けますよ◎
注目の屋台グルメ&キッチンカーも登場!
屋台といえば…定番のたこ焼き・焼きそば・からあげはもちろん健在!
でも最近の西尾祇園祭、グルメの進化がすごいんです!
- チーズ入りの韓国風ホットック
- とろとろ卵のオムそば
- ドネルケバブ
- 香ばしい焼き牡蠣
- 映え系かき氷(色とりどりで写真必須♡)
- カフェスタイルのキッチンカーも多数出店!
しかも、電子マネーやQRコード決済が使える屋台も増えているので、財布いらずでスマートに楽しめるのも嬉しいポイントです。
とはいえ、電波が弱くなることもあるので、念のため現金も持っていくのが安心です!
西尾祇園祭2025の混雑状況は?ピーク時間と回避方法
西尾祇園祭り
— うと。 (@utoutoto_0722) July 17, 2022
人いっぱい…! pic.twitter.com/97MUw8wFnZ
西尾祇園祭ってほんとに人気のお祭りで、毎年たっくさんの人で賑わいます。
その賑わいもお祭りの醍醐味なんですが、「混雑はちょっと苦手…」って人には、ちょっとしたコツで快適に楽しむ方法もあるのでご紹介します。
混雑が予想される時間帯と注意ポイント
まず、一番混み合う時間帯はズバリここです!
- 7月18日(金):18時前後〜20時半頃(初日でお仕事帰りの人が集中)
- 7月19日(土)・20日(日):15時〜19時の間が特にピーク!
特に19日・20日の夕方から夜にかけては、屋台&イベント&フィナーレが重なるので、人の波がすごいです。
小さなおこさんと行くときは、迷子にならないように気を付けてくださいね。
混雑を避けるための行動プランとは?
できるだけスムーズに楽しみたいなら、こんな工夫がオススメです。
- 午前中や昼過ぎに到着して、比較的人が少ない時間帯に屋台や散策を楽しむ!
- 駅から少し離れた入口から回ると、スムーズに動きやすい。
- お目当てのステージイベントや行列の前後は移動を控えるのが吉!
- どうしても混雑するエリアは、先にマップで確認しておくと◎!
あとは、混雑でスマホの通信が不安定になることもあるので、事前に会場MAPのスクショや情報の保存をしておくと安心ですよ!
雰囲気を満喫したい人はピークタイムでもOKだけど、のんびり屋台グルメを堪能したい人は、ちょっと早め行動が鉄則!
西尾祇園祭2025の交通規制は?規制エリアと時間帯一覧
西尾祇園祭の期間中は、市街地一帯で大規模な交通規制が実施されます!
会場周辺を車で通ろうと思っている方は、事前にチェックしておかないと大変なことになりますよ。
とくにイベントが集中する時間帯は渋滞必至なので、公共交通機関の利用が断然おすすめです
交通規制のスケジュールと影響範囲
2025年の交通規制情報は以下の通り。
- 7月18日(金)18:00〜21:30
→ 初日は市街地中心エリアが規制。仕事帰りの人とイベント客で混み合います! - 7月19日(土)13:45〜17:00(伊文神社周辺)
→ 神輿渡御や行列のため、神社周辺が通行止めに。 - 7月19日(土)&20日(日)16:00〜21:30(西尾駅〜歴史公園間)
→ メインエリアで大規模な規制あり。特にこの時間帯は歩行者天国のようになります!
規制時間中は車両通行が一切できないため、近隣駐車場から歩く or 電車利用がベターです。
徒歩・車・電車、それぞれの最適ルートは?
【徒歩】
→ 会場内は広めなので、歩きやすい靴&両手が空くスタイルがベスト!
屋台や人混みをスムーズに抜けたいなら、裏道や脇道の活用も◎
【車】
→ 駐車場情報は次の見出しで紹介しますが、交通規制エリアを避けて早めに現地入りがおすすめ!
ナビに「西尾市文化会館」などを設定すると、比較的スムーズに行ける印象です♪
【電車】
→ 名鉄「西尾駅」から徒歩3分で会場に直結!
混雑はしますが、時間の読みやすさと快適さではダントツ。電車派が多数です!
交通規制に巻き込まれてイライラするより、ちょっと早めに動いて余裕を持つほうがいいですね。
西尾祇園祭2025の駐車場情報!無料駐車場はある?
渋滞にまきこまれるとわかっていても、「やっぱり車で行きたい!」という人、多いですよね。
西尾祇園祭では無料で使える駐車場も用意されているので、事前に場所と利用時間をチェックしておくと安心です。
ただし、場所によっては混雑や交通規制の影響で入出庫に時間がかかることもあるので、なるべく早めの行動がカギです。
利用可能な駐車場と収容台数
2025年の祭期間中に開放される予定の主な駐車場はこちら。
駐車場名 | 時間 | 料金 | 備考 |
文化会館南北駐車場 | 16時~22時 | 無料 | 駐車台数500台 |
シャオ駐車場 | 16時~22時 | 無料 | 駐車台数900台 |
JA駐車場 | 16時~22時 | 無料 | 駐車台数150台 |
利用時間は、7月19日(土)・20日(日)の16:00〜22:00まで。
駅近くに停めて徒歩で向かうのがベストですが、駐車場から会場までは10〜15分ほど歩くことも想定しておいてくださいね。
駐車場利用時の注意点とおすすめ時間帯
暗くなると会場周辺の道路は特に見づらくなるので、早めに出庫するのもあり!
16時を過ぎると急激に混雑し始めるので、できれば15時台の到着が理想的!
周辺道路は規制対象になりやすいので、公式サイトで交通規制マップを確認しておくと安心です。
西尾祇園祭2025のイベント情報まとめ!
西尾祇園祭って、ただの夏祭りじゃないんです!
400年以上続く歴史と、町全体の熱気がギュッと詰まった一大イベント!
神輿渡御(みこしとぎょ)や大名行列、獅子舞など、古き良き日本の伝統行事と現代的なフェスが融合しています。
ここでは、西尾祇園祭のイベントをいくつかご紹介します。
御神輿渡御で神様が街を巡る!
ここの祇園祭は神輿の渡御を中心に六ヶ町(天王町・肴町・本町・中町・幸町・須田町)の神賑行事も盛大に町中総出の賑わいで、西尾の町の風物詩として広く親しまれている。 pic.twitter.com/VeqE5cEIDP
— ちゃっぴーちゅう🌷 (@BD1lnzkP9isAp6I) December 16, 2024
祭りの中心は、伊文神社の御神体「スサノオノミコト」を乗せた御神輿(おみこし)の渡御(とぎょ)。
この神輿、なんと重さは約500kgもあるんです!
それを30人の担ぎ手が「差し上げ」「差し回し」と掛け声をあげながら、天高く持ち上げる姿は圧巻!
この場面は、神様への最大のおもてなしとも言われていて、見ているこちらまで身が引き締まるような神聖な空気になります。
肴町大名行列のルートと時間
本日は西尾祇園祭に来てます❣️子供の頃は祖父の家が肴町にあり2階から大名行列を見たものです かつては戦前の家屋が並び異次元の入口だった様な路地も今時の住宅や空地に代わり様変わりしましたね…まぁ半世紀以上前の事ですから😅💦 pic.twitter.com/KMiAFrsJks
— さやぶ〜❤️次は静岡ホビーショー❗️押入れモデラーズ倶楽部でボクと握手❣️ (@sayabu__) July 13, 2024
西尾祇園祭の名物といえば、やっぱり肴町大名行列(さかなまちだいみょうぎょうれつ)!
甲冑姿の武士や、美しく着飾ったお姫様、和傘を持った行列がゆっくり進む様子は、まさに江戸時代にタイムスリップしたみたいで感動モノです。
2025年の大名行列は、7月19日(土)16:30スタート!
ルートは以下の通りです。
- 出発地点:西尾市歴史公園(鍮石門)
- 経由:本町 → 御旅所
- 到着:肴町(18:30ごろ予定)
行列が通る道沿いはとっても混雑するので、早めに場所取りするのがオススメですよ。
和装で見に行けば、ちょっとしたお祭り気分が倍増するので、浴衣でお出かけもアリですね
獅子舞や屋形、地域ごとの演出が多彩!
\市指定文化財の動画を公開🎦/
— 西尾市 (@nishio_city) March 12, 2024
西尾祇園祭で催行された「肴町の大名行列」と「天王町の神楽獅子舞」
2つの市指定無形民俗文化財に関わる人たちへのインタビューや裏側を撮影したドキュメンタリー動画が完成しました‼️
🔶大名行列https://t.co/xfLQFLDw1F
🔶神楽獅子舞https://t.co/notJSZSjD2 pic.twitter.com/6tctGDgMcF
町ごとの出し物は、それぞれに特色があって、雰囲気や見せ方もまったく違ういます。
- 天王町獅子舞:獅子頭は1761年製の超貴重なもの!
- 吾妻町の親子獅子舞:子どもたちの真剣な演舞が本当にかわいい♡
- 本町・中町の屋形や先車:笛や太鼓の音とともに、まるで時代劇のような演出が楽しめます!
天王町獅子舞や伊文神社神輿はそれぞれ市指定無形民俗文化財、市指定有形民俗文化財に指定されています。
どの町も個性があって、見比べるのが楽しいですよ。
六万石フェスやパフォーマンスイベントを楽しむには?
そしてもう一つ外せないのが、六万石フェス Nishio!
こちらは、19日(土)と20日(日)の2日間にわたって開催される市民参加型のステージイベントで、地元のダンスチーム、バンド演奏、和太鼓パフォーマンスなどが盛りだくさん!
注目ステージはこちら
- 歴史公園ステージ:迫力満点のダンスや演劇
- みどり川ステージ:バンド演奏や歌唱パフォーマンス
- BOX PARK(エキニシ):和太鼓やブラスバンドなど和洋ミックスの熱演!
どのステージも、出店エリアがすぐ近くにあるので、食べ歩きしながら観覧できちゃうのも嬉しいポイントです。
特に夜はライトアップ効果もあって雰囲気最高なので、ぜひ時間を合わせて足を運んでみてくださいね!
市民総踊り「おどりん西尾!!」も必見!
そして忘れちゃいけないのが、祭りの最後を盛り上げる市民総踊り「おどりん西尾!!」
このイベント、本当にすごいんです!
子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで、年齢も性別も関係なく、みんなで一緒に踊る楽しさがぎゅっと詰まっていて、見てるだけで元気をもらえます。
参加者は浴衣や法被、思い思いの衣装をまとって、キレッキレのダンスや息の合った振り付けでステージを彩ります。
2025年の開催は、7月20日(日)夜の時間帯が予定されています。
例年、19時〜20時ごろにメイン会場で行われるので、その前後に合わせて足を運ぶのがオススメです。
フィナーレを締めくくるこのパフォーマンスは、お祭り全体の一体感が感じられて本当に感動的です!
歴史ある出し物から一緒に楽しめるイベントもあり、3日間たっぷり楽しめそうですね!
西尾祇園祭2025年まとめ
今回は西尾祇園祭の屋台や日程、混雑状況についてご紹介しました。
- 開催日:2025年7月18日(金)〜20日(日)
- 屋台エリア:本町・幸町・歴史公園など全7エリア
- イベント:神輿渡御・獅子舞・大名行列・おどりん西尾!!・六万石フェス
- 混雑:土日夕方がピーク、昼過ぎまでの来場が快適
- 交通規制:日・時間によって異なるので要確認
- 駐車場:無料駐車場あり(19・20日のみ/16時〜22時)
西尾祇園祭は、歴史とにぎわいが共存する西尾市の夏の風物詩です。
伊文神社の御神輿渡御を中心に、大名行列や獅子舞など伝統行事が今なお大切に受け継がれています。
一方で、屋台グルメやキッチンカー、六万石フェスやおどりん西尾!!など、現代らしい楽しさも満載。
まち全体がひとつになって盛り上がる光景は、まさに“地域のお祭りの理想形”ともいえる魅力です。
駅チカでアクセスも良く、無料駐車場の用意もあり、家族連れからカップル、お友だち同士でも安心して楽しめます。
歴史を感じながら、西尾祇園祭を楽しんでください!
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