今回は、前回に引き続き、大分日帰り温泉旅行で行った、「豊礼の湯(ほうれいのゆ)」を紹介します。
九酔峡(きゅうすいきょう)のたぬきのお店、「桂茶屋(かつらちゃや)」を後にして、九重夢大吊橋を見学した後は、わいた温泉のひとつ、「豊礼の湯」に向かいました。
豊礼の湯は、小町のお気に入り温泉のひとつで、何度か訪れています。
題して、「豊礼の湯は家族露天岩風呂や地獄蒸しがおすすめ!料金や利用方法も紹介」
豊礼の湯の魅力をた~っぷりお伝えしますね。
豊礼の湯は家族露天岩風呂や地獄蒸しがおすすめ!
豊礼の湯の露天風呂最高〜。
地獄蒸しもあるやん〜。 pic.twitter.com/E85mLlabWe— たけだバーベキュー(キャンプ好き) (@TAKEDA_BBQ) 2018年11月25日
九重夢大吊橋は大分県でしたが、豊礼の湯は熊本県阿蘇郡小国町にあります。
県はまたぎますが、車でいけば1時間もかかりません。
大分は九重、熊本は阿蘇、2つの大きな山々がそびえ立ち、その間を車で走るのは、最高の景色です。
豊礼の湯とは?
涌蓋山(わいたさん)という山の近くにいくつもの温泉があります。
わいた温泉、はげの湯、少し離れて杖立温泉など、有名な温泉がたくさんあります。
豊礼の湯もそのうちのひとつ。
この温泉が人気の理由は、泉質にあります。
コバルトブルーのお湯
豊礼の湯は天然の自噴温泉です。
一番の特徴は、乳白色のお湯が、時間が経つときれいなコバルトブルーに変化することです。
お湯は、硫黄臭があるといわれますが、そんなに臭いもありません。
さらっとしているけれど、お湯から出た後はお肌もしっとりすべすべ。
とても気持ちがいいお湯です。
大浴場も露天風呂になっている
写真引用元:http://houreinoyuyado.com
豊礼の湯の大浴場も露天風呂になっています。
浴槽は、この露天風呂だけしかなく、洗い場は3名分しかありません。
広さは、家族風呂の3倍ほどです。
ほとんどの人が家族風呂を使用するため、大浴場はすいているのですが、源泉が一日中かけ流しで、水を入れる人がいないため温度がかなり熱いです。
大浴場に入るときは、温度に十分気をつけてくださいね。
どのお風呂場からも絶景
大浴場からも家族風呂からも、涌蓋山(わいたさん)が一望できます。
こちらは、家族露天岩風呂から撮った景色です。
前に行ったときは、3月だったのですが、雪が降って一面雪景色のきれいな涌蓋山をみながら、温泉に入ることができました。
お湯もきれいなコバルトブルーに変化し、雪景色をみながら温かい温泉にはいってゆっくりできるのは、至福のひとときです。
多少角度は変わりますが、どの浴槽からもこんな景色をみることができるんですよ。
地獄蒸しを利用できる
駐車場のそばには、地獄蒸しができる場所があります。
地獄蒸しは、温泉の熱を利用して、野菜やお肉、卵などを蒸して食べることができます。
入浴する人は、無料でザルを借りてここを使用することができます。
食材は、自分たちで持ち込んでOK。
受付にも鶏肉などが販売されています。
その他のおすすめの食材は、とうもろこし、白菜、玉ねぎ、しいたけ、さつまいも、豚肉、エビ、サザエなど。
とってもおいしいですよ。
蒸した食材は、近くにテーブルがあるので、そこで食べることができます。
駐車場は70台分で車中泊もOK
駐車場は無料で70台分あります。
実はここ、車中泊OKのところです。
夜は受付は閉まるのですが、お風呂はコイン式なので、自由に入れます。
トイレもあるし、地獄蒸しも自前のザルを持っていけば利用できるので、ちょっとしたキャンプ気分が味わえます。
夜の露天風呂もなかなかいいですよ。
車中泊利用者もかなり多いらしいです。
豊礼の湯の料金と利用方法を紹介
豊礼の湯には、大浴場と家族風呂があります。
そして、家族風呂には、檜露天風呂と、露天岩風呂、岩風呂の3種類があります。
それぞれの入浴料はいくら?
- 大浴場 大人500円 子供200円
- 家族岩風呂 800円/1時間
- 家族露天岩風呂 1200円/1時間
- 檜家族露天風呂 1500円/1時間
おすすめは、やはり家族露天岩風呂ですね。
家族風呂は、一部屋の値段になっているので、何人入っても1時間の値段です。
家族風呂の広さはでいえば、大人が3人くらいは余裕で入れるので、友達3人で一部屋借りて入れば、家族露天岩風呂でも一人400円で入れます。
利用方法は?
わいた温泉郷まで来ました。
まず入浴したのは、岳の湯温泉豊礼の湯。青白色の温泉で有名です。
お湯はやや熱め。露天風呂からは新緑の山並が見えます。
ここは地獄蒸しがあり、自分で購入してきた食材を蒸すことも可能です。 pic.twitter.com/dZsmixMSR2— S.K. (@s_kita_mu) 2019年5月3日
では、利用方法をご紹介します。
車を止めたら、受付の小屋があるので、そちらで希望のお風呂のお支払いをします。
大浴場に行く人は、チケットをもらってください。
家族風呂の人は、お部屋の名前が書いた鍵のついた札をもらいます。
わいた温泉 豊礼の湯へ再訪です
今回は檜家族露天風呂にしました(^^) pic.twitter.com/9FBjaOXJlr— 温泉だいすき (@onseniii) 2018年12月30日
檜家族露天風呂の方はちょっとおしゃれですね。
家族岩露天風呂風呂のほうは、アパートの一室みたいです。
各部屋には花の名前がついているので、札と同じ部屋をみつけたら、ドアに「入浴中」を表にしてかけてください。
ドアの横にはコイン入れがあります。
注意してほしいのは、このコインは500円と100円しか使えません。
1200円分の小銭を受付の方がくれるので、それをこの箱に入れると・・・
ドバドバドバ~っとお湯が勝手にでてきます。
使用時間は1時間ですが、あっという間にお湯がいっぱいになります。
30分以上お湯は流しっぱなしでどんどんでてきます。
お湯は源泉かけ流しなのでかなり熱いです。
水の蛇口が横についているので、水を一緒に入れて温度を調節してくださいね。
お部屋の中はこんな感じです。
ちょっと古びたお部屋ですが、まーこれも風情があるかなと(^^;
お部屋の中は、洗面台とベンチと脱衣カゴが2つ。
扇風機もついていますが、ドライヤーはありません。
シャンプーもありません。
石鹸があるだけなので、女性は特に、自分でボディーソープやシャンプーを持参したほうがよさそうです。
もちろん、タオルもないので忘れずに。
あっという間にお湯はたまりましたが、まだ白色のお湯です。
これがきれいなコバルトブルーになるんですよ。
各個室になっているので、小さなお子さんがいてもお母さんは気兼ねなくお風呂を楽しめます。
部屋を出るときは、お風呂の栓をぬいて、札を受付にかえしてください。
1時間の使用時間は十分温泉を堪能できます。
豊礼の湯へのアクセス
豊礼の湯への行道には、他にもいろんな立ち寄り湯があります。
パン屋さんもありましたよ。
他の立ち寄り湯にも今度は行ってみたいと思います。
まとめ
青いお湯といえば
熊本県阿蘇郡小国町のわいた温泉郷「豊礼の湯」ブルーがとてもきれいです。あちこちに源泉の噴気が上がり山道を車で上がって行くと見えてくる絶景の露天風呂です。
家族風呂は毎回コインを入れてお湯を入れ替え、いつも一番風呂に入れます♨️ pic.twitter.com/xrIkpVWHUm— ひとみピッコリーナ (@hitorin7pico) 2019年4月5日
今回は、熊本の人気の温泉「豊礼の湯」のご紹介でした。
豊礼の湯は家族露天岩風呂や地獄蒸しがおすすめの車中泊もできる温泉です。
建物はおしゃれとは言い難いですが、山奥の秘湯的な感じで素朴でいいと思います。
なんといっても、景色がすばらしいですよね。
「豊礼の湯」は一度は入って欲しい温泉です。
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